少林寺拳法には、「少林寺拳法武道専門学校」(通称「武専」)という指導者養成期間があります。
そな中でも、少林寺拳法本部には「日本少林寺武道専門学校」(通称「本校武専」現在閉校)があり、大学卒業後、更に少林寺拳法の思想と技法を学びたいという思いで入学し、1年間の就学の後卒業いたしました。
いずれは、少林寺拳法の指導者となり、本校武専でお世話になった皆さんへの恩返しがしたいと思っている中、大垣道院の道院長の引継ぎの話を頂き現在に至っております。
後藤前道院長の時代より、「いっぱい汗を流す稽古をしよう」ということを合言葉に稽古をしてきました。現在も、その精神を引継ぎ、門下生の皆さんが、しっかり汗をかき、「充実感」「満足感」「達成感」であったり「成長」「学び」を感じてもらえるような稽古を行っていくことを心掛けています。
また、道場で学んだことが、家庭・職場・地域などにおいて、役に立つような視点をもって指導しております。
私自信、道場を離れたところででも、少林寺拳法の精神を生かして活動することに心掛けています。
少林寺拳法を表す代表的な言葉の一つに「半ばは自己の幸せを、半ばは他人(ひと)の幸せを」というものがあります。
少林寺拳法は、大会などでの勝敗を第1とせず、頼りにすることのできる自分をつくることと、周りの人と温かい人間関係を築いていくことを目的としています。
この精神を道院内で実践していくこと、また、共に学ぶ仲間を増やしていくこと、更に、少林寺拳法を通してこの考え方を広めていけるような道院を目指していきたいと思います。
少林寺拳法大垣道院は、総勢50名で活動しております。中学生からご高齢の方まで様々な年代の皆さんが集い稽古しております。
少林寺拳法の修練においては、年齢も性別も社会的地位なども全く関係なく、同じ土俵の上で楽しく稽古できるところが楽しさの一つです。
また、高段者(四段以上)が多く、拳士の皆さんの様々なニーズに対応できるところも特徴の一つです。
小学生以下は、少年部と少年団を併設しておりますので、そちらでも活動可能です。武道や格闘技は、キツイ、辛い、痛いなどのイメージがあるかも知れませんが、少林寺拳法大垣道院は、楽しく充実した雰囲気があります。
ぜひ一度お越しください。
高校生の時から少林寺拳法を始め、現在は、夫婦で少林寺拳法を行っています。
子供も高校生、中学生、小学生と3人いますが、全員少林寺拳法をやっています。
少林寺拳法の良さは、力のない女性でも、男性と対等に練習でき、技術を身につければ非力な者でも力の強い者を制することができるということです。
さらに、親子でも楽しんで取り組むことができるという点も魅力です。私も、まだまだ、上達を目指して頑張りたいと思います。
また、新たな入門者とともに練習できることを楽しみにしています。