少林寺拳法との出会いは、大学の少林寺拳法部に誘われたことですが、卒業後、地元に戻った時に、実家の近くに岐阜白山道院があり、またいつも行く床屋の子がそこで少林寺拳法を修行しており、自分もやっていたと話をしたところ是非見学に来てほしいと言われたことが岐阜白山道院との出会いでした。
その後幹部拳士として活動する中、前道院長が仕事の都合で続けられなくなり後を継ぐことになりました。正直、まさか道院長になるとは思ってもみませんでしたが、これも自分に与えられた運命と思いこれまで続けてきました。
振り返ると少林寺拳法のおかげで豊かな人生を歩んで来れたな・・とつくづく実感します。
威張らず、驕らず、丁寧な指導を心掛けている。
また、年齢差があったり、金剛禅の宗教的教えが好きな方、少林寺拳法という武道に興味がある方、皆とのコミュニケーションが好きな方・・と、道院に集う理由や体力が様々であることを理解し、無理はさせないように注意し、かつ個人の自主性を大切にしている。
和気あいあいとした雰囲気の楽しい道院。しかし、後で人生を振り返った時に、私と同様に人生が豊かになれた、修行をしてきて良かったな・・と皆が思えるような道院にしたいと思っている。
一般拳士のみが集う道院で、基本は小学生以下の年少部を受け入れていない。
ただし、中学生以上の拳士しか在籍せず、かつ20:00~の修練であることを理解し、それでも入門したいと言われれば、小学3~4年生以上を目安に受け入れを行うことも可能である。
道場内は皆で笑いながら楽しく修練する雰囲気である。それゆえに、勝ち負けに強くこだわり、きびしい格闘技の習得のみを志す方には不向きかもしれません。
少林寺拳法を始めたのは43歳という遅い入門でしたがその後13年継続し今年4段取得を目指すところまで来ました。
私の他にも40代~60代の拳士10名以上が若い拳士に交じって元気に活動中です。
少林寺拳法は空手のような突き蹴りの他に投げや関節を攻めたりする柔法があり理屈とコツを掴む練習が主体となります。
空手や柔道に比べて歳を取って体力の衰えと共に弱くなるといった割合は少ないと思いますし、修練も痛みを伴うような事は少ないので長く続けられますよ。
ちょっとでも興味があり少林寺拳法ってどんなもの?と思ったらネットで”大いなる遺産~少林寺拳法~”で動画を検索してみては。