金剛禅少林寺との出会いは中学生時代であり、当時父親の関係(林野庁)で名古屋に住んでおり、友人の誘いで尾張守山道院に入門したが若さゆえに初段を前に練習から足が遠のき1級で辞めてしまいました。
大学を卒業して社会人となり友人から少林寺拳法という変わった武道があると聞き、昔中途半端に辞めてしまった積年の思いが甦り、初段そして二段と積み重ねてきたなかで指導する楽しみを体験したことが今につながっています。
私達、指導者は門下生に対して考え方を押し付けたりする傾向があるので自分自身が拘りを持たないように心掛けています。
特に技術にたいしては、その傾向が強くなるので十分に留意したいと思っています。
形だけにこだわらずに、どんな技にも理屈、理論があり、ポイントを絞って指導したいと思っております。
只云えることは楽しく学んで欲しいと思っており、そためには自分が先ずは楽しむよう心掛けています。
私自身が古希を向かえようとしている年齢なので、長い人生経験の中で門下生に語り掛けるのは全ての事に決め付けていないのか❔
拘りを持たずに生きること。
私達、自分の人生を考え行動していくことであるが時代の変化は荒ましい状況であり、ついていくのが大変であり、そんな時代だから柔軟に対応できる人間をより多く育てたいと思っています。
少林寺を通じて教えの素晴らしさと多くの楽しさを味わって欲しいと思っています。
礼拝施設は余り広くない施設なので、技術は少人数での対応となりますが、鎮魂行そして法話などには十分適しているおり、コロナ渦である時代に不謹慎かもしれないが、密に話しが出来ますが今は互いにマスク等で十分注意しておりますが、ついつい笑い出るほど和気あいあいとなっております。
それも今は少人数と平均年齢が57歳と高齢化が進んでいます。
しかも資格は六段から五級までとバラエティーである。
高校時代に入門し、二段を取得して大学卒業後はケーキ職人になるために東京に行っており、地元に帰りケーキと喫茶店を開業していましたが50歳代からの転職を機会に道院長の勧めもあり、復帰しました。
今思えば不安でしたが、懐かしさの方が強くもう1度始めてよかったと思っています。
少しでも昔の勘を戻して三段を取りたいと思っています。
仕事とは別に少林寺の繋がりを大切にしていきたいと思います。